伏见团队
Team Fushimi for China
伏見 文明 ［Fushimi Fumiaki］
『工業化住宅（プレハブ住宅）』エンジニアリングの専門家
1979年 トヨタ自動車住宅事業部入社。以来27年間に渡り工業化住宅『トヨタホーム』の商品開発、鉄骨ラーメンユニット構法の基本設計に携わる。
2003年 中国建材集団、トヨタ自動車、新日鐵、三菱商事、4社合弁で中国初の工業化住宅生産会社「北新房屋」を設立、トヨタ自動車中国駐在代表として経営支援
2006年トヨタ自動車を退職、王石董事長（当時）自らの招聘により万科企業集団へ建築技術総監（執行役員）として移籍
「像造汽车一样造房子」「自動車を造るように住宅を造る」
を「基本理念」とした中国独自の工業化住宅理論を提唱し、2007年には万科の工業化住宅商品体系「ＶＳＩ体系」をつくるなど、中国の「プレキャストコンクリート工法」及び「工業化内装付住宅」の普及に尽力してきた。現在、中国各地の大学と企業で「工業化住宅セミナー」を実施、多数の企業の技術顧問を務めてきた。
入澤 敦子 ［Atsuko Irisawa］
住居学–『ライフスタイル（生活方式）研究』『家事・収納研究』の専門家
一級建築士 ・福祉住環境コーディネーター
日本女子大家政学部住居学科卒業後、西武不動産を経て旭化成ホームズ入社
以来32年に渡り「くらし・すまい方研究」に携わる。特に生活現場の実態に入り込んだ研究分析手法を得意とする。
家事・収納研究を基盤とした共働き家族及び高齢者のライフスタイル研究を専門とし、それらをコンセプトとした工業化住宅の設計手法開発や商品企画を担当、技術スタッフや営業スタッフ向けに広い業務範囲の社員研修講師を務めてきた。
■対外的活動経験：
住団連 成熟社会研究会 副座長
早稲田理工学学術院非常勤講師・東京家政大学非常勤講師。
劉 曜 Liu Yao
『建築構造設計』の専門家
2008年 東京大学大学院工学系研究科建築学博士課程修了
専門は構造解析、耐震解析
2010年 積水ハウス（中国）有限公司で設計部長を務め、中国向け重量鉄骨造工業化住宅の技術開発を担当、及び同社の江蘇省の分譲住宅開発プロジェクトにおいてマーケティングから販売までのプロセスを担当
2014年 中国建築標準設計研究院でプレハブ式内装の日中共同研究プロジェクトに参加
2018年 老朽化した集合住宅を高齢者向け住宅にリノベーションするプロジェクトに参加2018年度中国建築業界第15回精瑞人居優秀賞を受賞
伍 止超 Wu Zhichao
『工業化住宅（プレハブ住宅）』エンジニアリングの専門家
2007年 東京大学大学院工学系研究科建築学博士課程修了
専門は工業化住宅、建築生産と建築構法（松村研究室）
現在、中国建築標準設計研究院チーフエンジニア、北京建築大学外部講師を務める。
主な担当業務は、工業化住宅の理論と技術研究、国内外の工業化住宅技術研究、保障性住宅、サスティナブル住宅、高齢者向け住宅の研究及び将来性を見据えた体系構築
■主な研究業務、国家基準編集等業務：
「保障性住宅の工業化設計と建造基礎技術の研究と示範」研究
「プレハブ式建築設計示範、設備・内装付住宅設計示範」研究
「プレキャストコンクリート技術標準」編集、「プレハブ式鋼構造建築技術標準」編集
「公共賃貸住宅建設標準」編集、「建築産業現代化発展綱要」編集
「プレキャストコンクリート建築技術体系発展指南」編集等
翻訳・通訳担当
2003年北京第二外国語大学日本語学科卒業後、コクヨ株式会社の北京事業所のオフィス内装設計事業と事務用品販売事業の立ち上げに関わる。
2013年夫の転勤により来日、
2016年より、BUNコンサルティングで中国企業との商談や視察団来日の際の通訳、資料の翻訳業務の傍ら、中国企業とのコーディネート役も担う。
小学2年生の学業優秀なお嬢さんを持つワーキングマザー。日本での生活経験の中から収納・インテリア計画に関心をもち、現在猛勉強中。
雑誌記事
